Chaco Log

Chaco Log

ちゃこログ パリの観光スポット、オススメのお土産、たまーに旅行の話などなど

【コルシカ島観光】バカンスを満喫!コルシカ旅行記(その3)

dog

chaco

初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!

コルシカ旅行記(その3)です。

今回は3つ目の滞在地、カップコルス(Cap Corse)の話を書いていきます。

カップコルスには3日間滞在しました。

 

コルシカ旅行全体の概要についてはこちらをどうぞ。

【コルシカ島観光】バカンスを満喫!コルシカ旅行記(その1) - Chaco Log  

  

6日目〜8日目 : Cap Corse(カップ コルス)

カップコルスはコルシカ島の北側に突き出た半島です。

大きな街はなく、目立った観光地もありません。
唯一の目的はコルシカワイン、パトリモニオの生産地であるパトリモオ(Patrimonio)という街に行くことです。それ以外はきまぐれで街やビーチに行きつつのんびり過ごしました。

宿泊先はカップコルスの一番北側だったので、行きは半島の東側の街を探索しながら北上し、カップコルスを離れるときは西側の街に寄り道しながら南下しました。

 

最初に寄ったのはエルバルンガ(Erbalunga)という村。小さな港街です。

港を眺めながらカフェでコーヒーを飲んで休憩。周りを少し散歩して車に戻りました。

小さいですが可愛らしい街でした。

f:id:Chaco11:20210409000159j:plain

▲エルバルンガの港

その次はピエトラコバラ(Pietracorbara)に寄り道。

家の中から声は聞こえてきましたが、住民と一人も出会いませんでした。とっても静かな小さな村です。

f:id:Chaco11:20210409000250j:plain

▲ピエトラコバラ

その後もいくつか街に寄りましたが、街の名前を確認しなかったので、正直どこに寄ったのかわかりません。(笑)

そして宿泊先に到着。

宿泊したのは、半島の中でも最北に位置するにエルサ(Ersa)です。 

Air bnbで予約したんですが、ホストさんがカップコルスの全てを知り尽くしているんじゃないかっていうくらいその地域のことに詳しくて、詳細な情報をたくさんもらいました。
近所の人にまでわたしたちのことを紹介してくれて、小さな集落ならではの温かさだなと思いました。

ホストさんのアドバイスに従って、その日の夜は夕日スポットに行きました。

教えてもらった夕日スポットはMoulin Matteiという風車が立っている場所です。今は風車はなくなり、風車小屋だけが残っています。

f:id:Chaco11:20210409001003j:plain

▲カップコルスの夕日

ここからはとってもキレイに夕日が見えました。それなのに、あまり有名ではないのかほとんど人はおらず、夕日を独り占め状態でした。

この場所がかなり気に入ったわたしたちは、次の日も夕日を眺めに行きました。

f:id:Chaco11:20210409001100j:plain

▲Moulin Mattei

2日目はバルカッジョ(Barcaggio)へ。

カップコルスの一番北にあるビーチです。

このあたりのビーチでは、海から流れ着く海藻のようなものを(海藻ではないですが)わざとそのままにしているそうです。
砂浜を覆ってしまうので見た目はよくないですが、波による砂浜の侵食を防ぐためにそうしているそうです。その海藻のようなものは乾燥していて、上を歩くとふわふわしている感じで、害はありません。

この情報もホストさんが教えてくれました。

ビーチには牛がいてわたしはすぐそばを通るのが怖かったけど、静かな牛さんたちでした。

f:id:Chaco11:20210409004636j:plain

▲バルカッジョのビーチ / 茶色っぽく見えている部分が流れ着いた海藻のようなもの

バルカッジョでは、ビーチからジェノヴァの塔を目指して軽くハイキング。

わたしたちの他にも塔を目指して歩いている人たちがいました。

f:id:Chaco11:20210409005313j:plain

▲遠くに見えるのがジェノヴァの塔

ハイキングというほどの道のりでもないんですが、日陰がないので暑さがきつかったです。

途中で浜辺まで降りて本を読んだりして休憩しながら、のんびり向かいました。

f:id:Chaco11:20210409004922j:plain

▲透き通った青い海!

夜はセンチュリ(Centuri)という街へ海鮮料理を食べに行きました。

これもホストさんに教えてもらったんですが、センチュリはロブスター料理が有名な港街だそうです。小さな街ですが、レストランがいくつかあって、どこもロブスターや海鮮料理を出しているみたいでした。

そのうちの一つのレストランに入り、テラス席に着席。やっぱりどこのレストランも店内よりテラス席が人気で、店内はお客さんがまばらでした。

ロブスターはさすがに高かったので海鮮パスタを注文しましたが、とっても美味しかったです!

前菜にムール貝を食べたらメインのパスタが食べきれなくて、でも美味しくて残したくなかったので、持ち帰り容器に入れてもらって持って帰りました。ちょっと恥ずかしかったけど、大満足です。

持ち帰りをお願いするのは変じゃないかな?とためらっていたら、kékéに「全然変じゃないよ。残すほうがよくないよ。」と言われました。確かに残すほうがよくないよね。
日本だったら周りの視線を気にして、持ち帰りをお願いするのは遠慮してしまうところだけど、それよりも食べ物やそれを作った人の気持を大事にできるところ、本当に尊敬します。

 

カップコルス、最終日。

来たときと同じく、村やビーチに寄り道しながら次の目的地バスティアに向かいます。

途中で寄った中で一番大きな街だったのが、ノンザ(Nonza)です。

f:id:Chaco11:20210410233325j:plain

▲ノンザのカフェ

街にあるカフェも観光客でいっぱいでした。街の中心にはピンク色の教会があってそれもかわいい。

f:id:Chaco11:20210410233411j:plain

▲ノンザの教会

住宅地の細い路地を抜けていくと崖沿いにおしゃれなカフェとジェノヴァの塔がありました。どこも可愛らしい雰囲気だったので、街の中をぐるぐる回って散歩しました。

f:id:Chaco11:20210410233736j:plain

▲崖の上のカフェ

そのあとはコルシカワイン、パトリモニオの生産地でもあるパトリモニオ(Patrimonio)に寄りました。街の道沿いにいくつもワイナリーが並んでいました。

なんとなく入った一軒のワイナリーで試飲をさせてもらい、ワインを1本購入しました。

ワイナリーでオススメされるようなワインってちょっと高めなのかなと思っていましたが、好みの味を伝えると、10€台のものからいろいろ試飲を出してくれました。

寄ってみてよかったです。おすすめですよ。

パトリモニオからバスティアまではすぐです。ワイン畑を眺めながら向かいました。

まとめ

コルシカ旅行記(その3)はここまでです。

カップコルスは大きな観光ポイントはないですが、かわいい小さな街やビーチがあるので、滞在時間に余裕のある人は行ってみるのもおすすめですよ。

その際はMoulin Matteiの夕日ポイントにぜひ行ってくださいね。

次のコルシカ旅行記(その4)ではバスティアやカルビなど、島の北側の観光都市を一気に回るので、お楽しみに!