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【コルシカ島観光】バカンスを満喫!コルシカ旅行記(その4)

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初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!

コルシカ旅行記(その4)です。

8日目から13日目は、バスティア(Bastia)とリュミオ(Lumio)という街を拠点に、近くの街を回りました。

 

コルシカ旅行全体の概要についてはこちらをどうぞ。

【コルシカ島観光】バカンスを満喫!コルシカ旅行記(その1) - Chaco Log  

 

 

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▲カルビ

8日目〜9日目 : Bastia(バスティア)

バスティアには1日だけの滞在です。

バスティアはアジャクシオについで二番目に大きい街で、人気の観光地でもありますが、1日もあれば街は回りきれるだろうと考えて、1日だけにしました。

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▲バスティア

バスティアはとってもにぎやかな街でした。

バスティアの中心街はざっくりいうと、Terra VecchiaとTerra Novaという2つの地区に分かれます。

Terra Vecchia地区にはマリーナやSaint Nicolasという大きな広場があります。マリーナ周辺とニコラ広場の周りに飲食店が集まっていて、ご飯時にはたくさんの人で賑わいます。マリーナの周りは夜はオレンジ色の街灯がついてとってもキレイでした。

Terra Nova地区の主な観光ポイントはバスティア美術館Ghjesgia Santa Croceという礼拝堂とCatedrale Santa Mariaという大聖堂です。

特にGhjesgia Santa Croceは必見です。外観は質素ですが、中に入るとバロック様式の華麗な装飾に目を奪われます。コルシカ島で最も美しい教会の一つとも言われています。

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▲Ghjesgia Santa Croce

わたしたちが思ったとおり、バスティアの街は1日で十分回りきれました。

到着した日に街を一通り回り、夜はマリーナ周辺のレストランでご飯。この辺りは小道がたくさん走り、おしゃれなレストランが並んでいます。

翌朝は、海岸沿いに飲食店が並んでいるゼフィル通りで朝ごはん

ほとんどのレストランでパンとジャム類と飲み物のモーニングセットを提供しています。
値段は忘れてしまいましたが、お得感のあるセットでしたよ。海を眺めながらご飯を食べられて、気持ちいいのでオススメです。

わたしたちが選んだお店は、おばあちゃんの手作りジャムがとっても美味しかったです。地元の人もよく利用するみたいで、店員と常連客らしい人たちのにぎやかな声が聞こえてきました。

その後はコルシカの特産品を扱っているCorsica-Colis  でおみやげ探し。

Corsica-Colisではワインやサラミなどの豚肉加工品から、紅茶やお菓子までいろいろな特産品を扱っています。気前よく試食もさせてくれるので、気に入ったものを見つけられると思いますよ。

お土産を買ったら、次の目的地に向けて出発です。

9日目〜13日目 :Lumio(リュミオ)

バスティアの次の滞在地はリュミオです。ここには5日間滞在しました。

リュミオはリルルスとカルビの中間に位置し、他の街へもアクセスしやすそうだったので選びました。

周辺にはカルビをはじめとする街や村がいくつかあるので、5日かけてのんびりそれらを回りました。

宿泊先はキャンプ場のモービルハウスです。

キャンプ場はガラガラでした。
コロナの影響でしょうが、静かでいいような、寂しいような。

モービルハウス自体は新しいみたいでとってもキレイでした。
キッチンとリビング、寝室3部屋、シャワーとトイレ、テラスが付いています。2人には広すぎる作りですが、これが標準のようです。

わたしたちのモービルハウスはキャンプ場の一番端にあったので、夕日がよく見えました。滞在中は何度かテラスで夕日を眺めながらアペリティフをしました。

泊まったキャンプ場はCamping Monte Ortu  です。
キッチン付きのところに泊まりたいので、普段はホテルよりAir bnbで予約をすることが多いんですが、モービルハウスはキッチンやシャワーなどの設備が付いていたのでいいかなと思い予約しました。
今回のコルシカ旅行ではこのキャンプ場以外は全てAir bnbです。

このキャンプ場は公式サイトよりも、ホテル予約サイトの方が安く予約できたので、一度比べてみることをおすすめします。

 

Saint-Florent(サン フロラン)

バスティアからリュミオに向かう途中で最初に寄ったのがサンフロランです。

サンフロランは観光客にも人気の街で、バカンスシーズンになると周辺はものすごい渋滞ができるそうです。わたしたちが行ったときはそれほどではなかったですが、駐車スペースを探すのには苦労しました。

お店がたくさん並んでいる目抜き通りを通って城塞まで行きました。城塞の周りには日陰がなくて暑い暑い。。。

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▲サンフロラン

その後は中心街を散歩しながらマリーナまで。

マリーナからはアグリアート(Agriates) のビーチへ行くツアー船が出ていて、それに乗ろうかと思ったのですが、結局乗りませんでした。

 

アグリアートとはサンフロランの西に広がる地域のことです。この地域は舗装された道がなく人も住んでおらず、砂漠のアグリアート(Désert des Agriates)と呼ばれています。

砂漠と言っても、わたしたちが想像するような乾燥した砂漠地帯ではなく、自然の動植物が見られます。そしてこのアグリアートには楽園のようなビーチがあるんです。

このビーチへの主なアクセス方法は、サンフロランからツアーを利用して船で行く方法と、陸からアグリアートを4WDで渡って行くツアーがあります。

 

サンフロランを離れてリルルスに向かう途中の道沿いに、アグリアートのビーチに4WDで陸から行くツアーを出している会社がいくつもあります。

ここでツアーに参加しようと思い話を聞いたのですが、時間が合わずで結局アグリアートは諦めました。

L'il rousse(リル ルス)

アグリアートを通り過ぎて、次の街がリルルスです。

ここは街のすぐ前がビーチになっています。ビーチに沿って遊歩道も整備されているので、散歩するのも気持ちがいいです。ビーチはけっこう広くて、カフェやバーもたくさん並んでいるのでにぎやかです。

街の中心にあるパスカル・パオリ広場のカフェで軽くご飯を食べてからビーチ沿いを散歩しました。ビーチにはシャワーが設置されていたので、足についた砂を洗い流してから車に戻り、宿泊地へ向かいました。

到着した日の夜は宿のモービルハウスでゆっくりしました。クーラーが付いていたので快適でした。

Sant'Antonino(サンタントニノ)/ Pigna(ピニャ) / Corbara(コルバラ)

翌日は近くにある3つの村を回りました。

サンタントニノ「フランスの最も美しい村」にも選ばれている村です。石畳の道が走り、とても可愛らしい村です。

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▲サンタントニノ

ピニャは工芸品などを作るアーティストたちが工房をかまえていて、そのショップもあります。面白い作品が見られますよ。

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▲ピニャ

コルバラにはちょうど夕日の時間帯に着いたので、高台に登って夕日を眺めました。

コルシカ島に来てから夕日を眺めてばかりのような気がしますが、夕日が海に沈むのをのんびり待つ時間がいいんですよね。

 

翌日はビーチでのんびりし、サレクシア公園という植物園に行きました。とても広い公園でたくさんの植物とロバやヤギなどの動物がいました。

Calvi(カルビ)

その次の日は、前日とは別の近くのビーチへ行ってのんびりし、午後からカルビへ行きました。

カルビはアジャクシオ、バスティアに次いで3番目に大きな街です。空港もあります。

カルビの見どころは城塞です。城塞の中は小さな町のようになっていて、カフェやレストランもあります。

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▲城塞の中にあるカフェ

最初に城塞をグルっと回って、それからカルビの街を探索。
街の目抜き通りは飲食店や土産物店がたくさん並んでいてにぎやかでした。

夜はカルビの繁華街でご飯。

翌日は、早朝に次の目的地に向かって出発です!

まとめ

島の北側にはバスティアをはじめ、カルビなどの観光都市が集まっています。

わたしたちはあまり時間をかけずにサラッと回ってしまいましたが、この辺りの一つの街に長く滞在して周辺をじっくり回るのも良さそうだなと思いました。

わたしたちが訪れた三つの村もかわいらしくて、わたしはとっても気に入りました。
村まで行く山道が少し難点ですが、ぜひ行ってほしいです。

次回でこの旅行記も終了です!

この旅行記を読んでコルシカ島に興味を持ってくれる人がいたらうれしいな。