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パリが舞台の海外ドラマ!「エミリー、パリへ行く」ロケ地のアパルトマンを訪ねてみた。

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初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!

みなさんはどんな海外ドラマが好きですか?

わたしはミステリー系や刑事モノの海外ドラマが好きで以前はよく見ていましたが、最近はちょっと控え中。

理由は、一度ドラマを見始めると画面の前から動けなくなってしまうから。

以前は、休日は続けて何話も見てしまって、気づいたら夕方、ということもしょっちゅうでした。

海外ドラマ好きにとってはあるあるですよね?ね?(こんな休日を過ごしているのはわたしだけじゃないと思いたい)

でも最近パリが舞台の海外ドラマで話題になっているものがあって気になったので、久しぶりに海外ドラマを見てみました。

それは「エミリー、パリへ行く」と「Lupin」です。

結論から言うと「エミリー、パリへ行く」は2話目くらいで挫折してしまったのですが、「Lupin」はおもしろくて一気に全話見てしまいました。

エミリー、パリへ行く

「エミリー、パリへ行く」はアメリカ制作のNetflix配信の海外ドラマ。

2話しかみていないのでなんですが、ざっくりまとめると、シカゴ出身のエミリーが急遽パリへ赴任することになり、憧れの街パリで仕事に恋に奮闘するー。みたいなお話です。おそらく。

調べてみたら、「セックス・アンド・ザ・シティ」と同じスタイリストが衣装を担当しているんですね。そう言われてみれば衣装のタイプが同じと言うか、納得です。

脚本も初期の「セックス・アンド・ザ・シティ」を手掛けたダーレン・スターが関わっているんですね。

早々に挫折した理由は

わたしの感想としては、実際のパリジャンの生活とはあまりにもかけ離れているというのと、フランス人ってこうなんでしょ?というのを詰め込みすぎている気がして、見るのが疲れてしまいました。

そしてエミリーがパリの街で浮いてる。(笑)

わたしの中ではあんなに髪まきまきで化粧バッチリ決めてる人って、パリにはあんまりいないです。

もちろん、夜遊びに行ったり、特別なディナーや、イベントではおしゃれするけど、普段からあんなに決めてる人はあまり見かけません。

もちろんドラマだから、あこがれの対象となる“おしゃれが大好きな女の子”という設定が必要なんだろうと思いますが、あまりパリの街に合ってないな〜と思いました。

もしわたしがパリに住んでいなかったら、パリいいな〜すてきだな〜と思いながら楽しく見れただろうなと思います。

よく考えたら、日本のドラマだって、おしゃれで美人な主人公が偶然の出会いで恋に落ちたり、現実にはないような設定が当たり前なのに、どうしてパリに舞台が変わると拒否反応のようなものが出てしまうのか。

たぶん、憧れのパリとまでは言いませんが、わたしもパリに住みたいと思ってフランスに来た人間です。

実際に住んでみて、パリって美しい建物やおしゃれなカフェばかりじゃない、ということを知ったから、パリの良い面ばかりのドラマが好きになれなかったのかも。

それにフランス人に対するステレオタイプがちょっとやりすぎかなとも思いました。

エミリーのアパルトマン見てきた

ドラマはあまりすきじゃなかったけど、やっぱりパリの街って映像にされると、よりすてきに見えるもの。

ちょうど近くに行くことがあったので、エミリーのアパルトマンを見てきました。

エミリー、パリへ行く⁄エミリーのアパルトマン

▲エミリーのアパルトマン

最初見たときは、あれ?こんなにシンプルなアパルトマンだったかな?ここじゃなかったかな?と思いましたが、帰ってからドラマを確認してみたらやっぱりここでした。

引きで見ると、豪華ではないけどいい感じのアパルトマン。

エミリー、パリへ行く アパルトマン

▲エミリーのアパルトマン全体

 

エミリー、パリへ行く

▲ドラマの一場面

エミリー、パリへ行く⁄エミリーのアパルトマン

▲実際の写真

ここはパリ5区のパンテオンのすぐ近く。アパルトマンの前には噴水のある小さな広場が。

詳しい場所はこちら。

Google マップ  

周りには、リュクサンブール公園や、レストランが並ぶムフタール通りもあって雰囲気のいいエリアです。

歩いていても、パリっぽい建物が並んでいて、のんびり散歩するにはピッタリの場所。あまり大通りがないので、騒がしくないのがいいです。

個人的にこのあたりで好きな場所は、パンテオンの隣りにあるサント・ジュヌヴィエーヴ図書館です。

19世紀に作られた建物で、外からはわかりませんが、内部はとてもすてきな装飾が施されています。以前はよくここでフランス語の勉強をしていました。登録すれば、誰でも利用できます。

散歩するなら、セーヌ川方面に向かうか、リュクサンブール公園まで歩くのがおすすめ。

難点は最寄り駅が遠いこと。パリは少し歩くとメトロの駅にぶつかるイメージですが、ここはメトロ空白地帯って感じです。

エミリー、パリへ行く

▲パン屋に寄るシーン

エミリー、パリへ行く

▲実際の写真⁄パン屋とレストラン

こちらはエミリーのアパルトマンからすぐのパン屋さん。広場の周りにあります。

パン屋さんは改装したてみたいにきれいな外観でした。

エミリーはパンオショコラのおいしさに感動してましたね。

奥にある赤い外観のレストランは エミリーの部屋の下の階に住むイケメンが働くレストラン。実際はイタリアンレストランのようです。

ドラマは早々に挫折してしまったので、これ以外のロケ地はわからないですが、やっぱり撮影が行われた場所を実際に見てみるのってなんだか楽しいですね。

そのうち気が向いたらまたドラマの続きを見て、ロケ地巡りしようかな〜。

最後に

次回はフランス制作のLupinについて書きたいなと思います。