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フランスの最も美しい村とロワールの古城、ソミュール城

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初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!

先日、ロワール地方へ週末旅行に行ってきたので、そのときに訪れたお城や街を紹介します。

今日紹介するのはフランスの最も美しい村に登録されている三つの村と世界遺産にも登録されているソミュール城です。

今回の旅行で訪れたお城や街をマップにまとめたので、位置関係など知りたい方はぜひご覧ください。

ロワール地方についての他の記事はこちら。

 眠れる森の美女のモデルになったお城「ユッセ城」  

 古城とワインの街!フランス ロワール地方に行ってきた  

 ルネサンス様式の美しい館アゼ・ル・リドー城とフランス人にも人気の街ロシュ  

 中世芸術の宝庫「ランジェ城」とフランスの最も美しい村  

フランスの最も美しい村

まずは「フランスの最も美しい村」に登録されている3つの村を紹介します。

特定の条件を満たし審査を通過した村だけが登録できるのが、「フランスの最も美しい村」です。

登録できるのは人口が最大で2,000人の村と決められているので、登録されている村は本当に小さな村ばかりです。

また、歴史的建造物や遺産を有している必要があるので、小さな村でも見どころがある村が多いです。

観光するのにそれほど時間はかからないので、車でフランス国内を旅行する時に休憩がてら寄り道するのにおすすめです。

 

モンソロー / Montsoreau

モンソローの村の様子、メイン通り

▲モンソロー

モンソローは中世芸術の宝庫「ランジェ城」とフランスの最も美しい村  で紹介した、カンド・サン・マルタンの隣りにある村です。

今まで訪れた「フランスの最も美しい村」の他の村と比べるとかなり大きな村でした。

人口ほんとに2,000人以下なの?と思いましたが、村の中心の人口が2,000人以下であればコミューン全体の人口は2,000人以上でもOKなようなので、そういうことかなと思います。

モンソロー城

▲モンソロー城

村にはモンソロー城がありますが、わたしが行ったときは閉まっているようでした。

公式サイトを見ると、お城の中では現代アートのコレクションを展示しているようです。

モンソローの街並み

▲モンソローの街並み

レストランなども何件かありました。
急な雨に降られて飛び込んだレストランは、その日のお昼は予約でほとんど満席だと言われました。

飲食店はテラス席でしか営業できない時期だったので席数が少ないせいもあるとは思いますが、観光客が結構多い村なんだなと思いました。

村は花がいっぱいでとてもかわいくて、観光客が多いのも納得の村でした。

 

モンレゾー / Montrésor

モンレゾーの街並み

▲モンレゾー

モンレゾーはルネサンス様式の美しい館アゼ・ル・リドー城とフランス人にも人気の街ロシュ  で紹介した街、ロシュから車で20分ほどのところにある村です。

モンレゾーの村とモンレゾー城

▲モンレゾーの村とモンレゾー城

モンレゾーにはルネサンス期の建物、モンレゾー城があります。
時間がなかったので見学しませんでしたが、イタリア ルネサンスのコレクションが展示されています。

これまでに訪れた「フランスの最も美しい村」には遺跡や教会などの見どころはありますが、モンレゾー城やモンソロー城のような時間をかけてじっくり回る場所というのはなかったので、大小含め300を超える古城があるロワール地方ならではだなと思いました。

もちろん街並みもかわいかったです。

モンレゾーの街並み

▲モンレゾーの街並み

 

クリセ・シュル・マンス / Crissay-sur-Manse

フランスの田舎町クリセ・シュル・マンス

▲クリセ・シュル・マンス

こちらはいかにもフランスの田舎街と行った雰囲気の本当に小さな村です。

ロシュの街から車で50分ほどです。

 

ピクニックスペースがあったので、パン屋で買っておいたヴィエノワズリーを食べながら休憩。
イスとテーブルが設置してあったのでそれを利用しましたが、ピクニックシートがあればピクニックするのもよさそうでした。

フランスの田舎町クリセ・シュル・マンスの教会

▲クリセ・シュル・マンスの教会

この村の見どころはおそらくこの教会と、その近くにある昔使われていた公共洗濯場です。

小さなクリセ・シュル・マンスは一周しても時間はほとんどかからないので、小さな小道を通ったりしながら村をぐるっと回りましたが、可愛らしい村でした。

以上、3つの村を紹介しました。

どこもかわいらしい村だったので、おすすめです。ロワール地方に行かれる方はぜひ寄ってみてくださいね。

ソミュール

次はソミュールという、少し大きな街を紹介します。世界遺産にも含まれているお城を有しており、ぜひ訪れたい街です。

ソミュール城

ロワールの古城の一つ、ソミュール城

▲ソミュール城

もともと要塞として960年頃に建設されたソミュール城。

世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」にも含まれています。

居住部分は美術館になっていて、芸術作品や装飾品、民族コレクション、考古学コレクションなど幅広いジャンルの作品を展示しています。
大修道院付属教会部分は馬術や馬具を展示する博物館になっています。

世界遺産びも登録されているお城、ソミュール城

▲ソミュール城

お城の周りは芝生と一部城壁が残っていて、ぐるっと一周することが出来ました。
ステージのようなものもあり、イベントなども行われるようでした。
ソミュール城はどの角度から見てもきれいでしたよ。

高台にあるので街を見渡すことができ、景色もよかったです。

城内は見学しなかったのですが、外観も美しく、それだけでも見てよかったです。

 

ソミュールの街

▲ソミュールの中心街

ソミュールは今回の旅行で訪れた街の中で一番大きな街でした。
街の中心にはチェーンのアパレル店なども並んでいたりして少しだけ都会の雰囲気でした。

レストランなども多かったので、この街で食事をとったり、滞在してもよさそうだなと思いました。

▲ソミュールのレストラン

フランス・ロワール地方の街、ソミュールの街並み

▲ソミュールの街並み

ソミュールの街には、レストランやカフェが並ぶ広場や大通りがいくつもあって活気がありました。

ロワール地方を回るときにはぜひ訪れてほしい街です。
 

最後に

今日紹介したモンレゾーとモンソローの2つの村は、今回の旅行の中でも特に可愛い村だったので、ぜひ訪れてほしいです。

ロワール地方のお城というと、ルネサンス期の豪華な装飾や庭を思い浮かべますが、もともと要塞として作られたものも多いことを今回の旅行で初めて知りました。

要塞は防衛のために高台に作られることが多く、そのため要塞から発展したお城は見晴らしがいいのも一つポイントでした。

ロワール地方は、歴代のフランス王が暮らし多くの歴史上重要な出来事も起こった地で、歴史に詳しかったらもっと楽しめたかもと思いました。