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【パリ】プチ・パレで開催中!印象派画家「ボルディーニ展」に行ってきた

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初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!

先日、プチ・パレで行われている「ボルディーニ展」へ行ってきました。

この特別展に行くまで、ボルディーニという画家のことを全く知らなかったのですが、実際行ってみたらステキな絵ばかり!

プチ・パレでは、ボルディーニ展の他に「アルベルト・エデルフェルト展」も同時に開催中で、どちらに行こうか迷いましたが、ボルディーニ展にしてよかった!と思いました。

印象派が好きな人にはぜひぜひ行ってほしいです。

 

イタリア人印象派画家ボルディーニ

まず、ボルディーニとはどんな人物なのかを簡単に。

 

ボルディーニは1842年イタリア生まれ。フィレンツェの美術学校で絵画を学び、印象派画家となりました。

ボルディーニは特に自画像を得意としていて、自画像画家として成功を収めた人物です。

こちらがボルディーニ。

プチ・パレ「ボルディーニ展」よりボルディーニの略歴

ボルディーニは30歳ごろにパリに移り住み88歳で亡くなるまでパリに住んでいたので、母国であるイタリアよりも長くパリに住んでいたようです。

ボルティーニの作品の中にはパリの街を描いたものもいくつもありました。

ボルディーニ展

プチ・パレに入場すると、右手にボルディーニ展、左手に常設展が。

常設展は無料なので、特別展のチケットを持っていても持っていなくても見学できます。

チケット購入。予約していくべき?込み具合は?

チケットは事前にネットで予約購入するか、美術館のカウンターでも購入できます。

予約購入推奨ですが、必須ではありません。

ネットで購入する場合は時間指定のものになります。それから手数料でプラス1€かかります。

 

最近はコロナの影響もあって事前予約が推奨または必須だったりすることがほとんどですが、この手数料やめてほしい。

人数制限をかけて特定の時間に入場者が集中するのを避ける、というのが事前予約の目的だと思うのですが、事前予約を勧めておいて手数料を取るの、なんか納得いかない。

当日美術館に着いてからチケット売り切れですってなってもいいならいいけど、チケット確保したいなら手数料払って予約してね、みたいな。

 

納得いかないけど、土曜日に行く予定だったし当日チケットが売り切れていたら困るので予約していきました。

わたしが金曜日に予約した時点では完売している時間帯もありましたが、土曜日の割にはチケット残ってるな、という感じでした。

申し訳ないけどボルディーニっておそらくそんなに有名じゃないので、そんなもんかなと思いました。

もっと有名なアーティストの特別展だったらほとんど完売していることもあると思います。

なのでわたしは予約必須じゃなくても、基本的には予約していくようにしています。

 

実際行ってみたら、入館の際の荷物検査で並びましたが、特別展展示室に入る際は全く並びませんでした。

展示室の中はけっこうお客さんがいましたが、チケット完売しているレベルなのかどうかはよくわかりませんでした。

 

 

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展示室へ。展示作品を少しだけ紹介

最初の展示スペースってだいたい画家の人生とかが文章でバーっと書いてあると思うんですが、みなさんはそういうの読みますか?

わたしはあんまり読みません。(笑)

というかフランス語なので読むのに時間がかかるし疲れるので、途中で断念します。

なのでボルディーニにかんしても、自画像画家として成功したことと、気に入った女性がいて彼女をモデルにたくさん絵を描いたくらいしかわからなかった。(笑)

女性の名前も忘れてしまいました。

 

ということでさっさと作品を見に進みます。

こちらは最初の展示室の作品の一部。

プチ・パレ「ボルディーニ展」よりボルディーニの作品

プチ・パレ「ボルディーニ展」よりボルディーニの作品

色使いがすごくきれいじゃないですか?

左はマタドールと女性とオウム。オウムは他いくつかの作品にも登場していました。

オウムが好きなのかな?

右はくつろぐ女性。

 

次はパリの街を描いた作品。

パリ、プチ・パレ「ボルディーニ展」より

パリ、プチ・パレ「ボルディーニ展」

左の絵は、馬車が走っていることを除けばほとんど今のパリと街並みが変わっていなくてびっくり。後ろのアパルトマンなんてまさに今現在の18区あたりのアパルトマンです。

この絵は1800年代に描かれたものですが、この頃のアパルトマンや建築物が今も現役で存在しているってすごいですよね。

 

右は老舗キャバレーのムーランルージュの様子を描いたもの。

ダンサーではなくお客さんを描いているのがおもしろいですよね。

普通わたしたちだったらダンサーを写真に取りますが、やっぱり画家は注目するところが違いますね。

 

次は女性の自画像。

このあたりになるとかなりタッチが変わってきます。

パリ/プチ・パレ「ボルディーニ展」より

パリ/プチ・パレ「ボルディーニ展」より

まさに王道の印象派のスタイルっぽい!と思いましたが、実際これがそうかどうかわからないので深くは掘り下げません。(笑)

でも優しげな雰囲気がすてきですよね。

最初に紹介した絵とは明らかにタッチが違います。個人的にはこういった雰囲気の絵が好きです。

たぶんこれがボルディーニお気に入りの女性(恋人?)だった気がするのですが、定かではありません。

 

次も女性の自画像ですが、また少しタッチが違いますね。

パリ/プチ・パレ「ボルディーニ展」より

パリ/プチ・パレ「ボルディーニ展」より

2枚めは、わたしが今回の特別展で一番すてきだなと思った絵です。

色味、タッチ、構図、全部好き。

 

他にもこんな雰囲気の女性の絵がたくさんあってどれも美しかったです。

数点しか作品紹介できませんでしたが、みなさんはどう思いましたか?

 

作品数はめちゃくちゃ多くはないけど、一人の画家を取り上げた展示としては普通なのかな?

わたしはもともと印象派が好きなので、大満足の特別展でした。

印象派が好きな方にはぜひおすすめしたい展示会です。

 

ボルディーニ展

Petit Palais | Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris

期間:3月29日〜7月24日まで

入場料:14€