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お得にパリ観光しよう!パリ・ミュージアム・パスを購入方法まで徹底解説!

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初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!

今日はパリをお得に観光できるパリ・ミュージアム・パスについて解説してきたいと思います!

うまく使えばかなりお得にパリ観光ができるので、パリ旅行を予定されている方は一度検討する価値ありです!

 

パリ・ミュージアム・パスとは

パリ・ミュージアム・パスとはパリの美術館や観光施設をお得に回ることが出来るフリーパスです。

対象施設はパリ市内に30以上、パリ近郊を含めると50以上にもなります。
ミュージアムパスを持っていれば、それぞれの施設でチケットを購入する必要がなく、その手間と時間が省けます。

パスは2日券・4日券・6日券の3種類があります。いずれも対象施設は同じです。

詳しく見ていきたいと思います。

メリット・デメリット

ミュージアムパスはそれ一つでたくさんの観光施設回れる便利なパスですが、良い点ばかりではありません。

メリットとデメリットを比べてみたいと思います。

メリット

  • チケットブースに並ぶ必要なし!

  • 各施設のチケットを事前にネット購入する必要なし!

  • 多くの施設を回れば回るほどお得!

人気の観光施設のチケットブースには長蛇の列が出来ることもありますが、ミュージアムパスを持っていれば行列に並ぶ必要がなくなります。

また、ネットでの事前購入は英語か仏語しかない場合も多いですし、何箇所もチケットを購入するには意外に手間がかかり面倒なものです。

ミュージアムパスならばそういった手間を一度で終わらせることが出来ます。

そしてなんと言っても有効期間内に多くの施設を回れば回るほどお得になるのが魅力ですね。

 

デメリット

  • 計画的に観光しなければいけない

  • 急な予定変更など融通が効きにくい

  • 美術館などの場合、常設展のみで特別展は別途チケットが必要な場合がある

  • オーディオガイドが付いてこない

有効期間内に使わなければならないので、計画的に観光しなければいけません。

海外旅行中は慣れない環境でただでさえ気疲れするものですが、パスを有効に使うために予定を詰め込みすぎて結局疲れて楽しめなかったなんてことも考えられます。

時間は気にせず気になった場所に立ち寄りたい!という人も結局無駄になってしまうかもしれません。

 

また、注意したいのが、美術館などの場合、ミュージアムパスは常設展のみで特別展は見られない場合があることです。その場合は別にチケットを購入しなければいけません。

特に特別展を目当てにしている場合は、美術館の公式サイトなどで確認が必要です。

オーディオガイドも付いていないので、オーディオガイドを使いたい場合はブースに並んでレンタルしなければなりません。

 

自分の旅行スタイルや本当に行きたい場所をよく考えてミュージアムパスを買うべきかどうか考える必要があります。

 

次は使い方を見ていきたいと思います。

 

使い方

ミュージアムパスには2日券(48時間)・4日券(96時間)・6日券(144時間)の3種類があります。

購入する際にいずれかを指定して購入します。
パスは紙媒体なので、郵送または直接受け取りに行くなどして手に入れます。
(E-チケットやダウンロードして使うようなものではありません。ここが少し不便ですね。)

 

各施設に到着してからは次のような流れになります。

施設到着

 

ミュージアムパス保持者または事前にチケットを購入した人専用のレーンから入り口へ

 

入り口で手荷物検査を受けて入館

 

(オーディオガイドを使いたい場合は
カウンターまたはチケットブースでレンタル)

 

展示スペース入り口でミュージアムパスを提示して入場

施設によって違いはありますが、だいたいこのような流れになります。

各施設ではチケット購入の必要はなく、大抵の場合、ミュージアムパス保持者または事前にチケットを購入した人専用のレーンがあるのでそこから入場します。
手荷物検査等を受けて施設内に入り、展示スペースの入り口で係の人にミュージアムパスを提示すればOKです。

重要!

  • 有効期限は最初にミュージアムパスを使った時間から連続してカウントされます。

  • 各施設一度のみの利用です。同じ施設に二度入ることは出来ません。

  • ルーヴル美術館は別に予約する必要あり。

間違えやすいのが、ミュージアムパスの日数の数え方です。

例えば、4月2日の13時に最初にパスを使って施設を訪れたとすると、2日券であれば4月4日13時まで有効ということになります。
「一日分は今日使い、数日後にもう一日分使う」という数え方ではないのでご注意ください!

 

ルーヴル美術館は現在予約制のため、ミュージアムパスを持っている場合でも日時を指定する事前予約が必要です。

ミュージアムパスに記載されている「シリアル番号」が予約の際に必要となるので、ミュージアムパスを受け取ったあとにルーヴル美術館公式サイトより予約してください。

値段

2日券(48時間)・・・52€

4日券(96時間)・・・66€

6日券(144時間)・・・78€

現地で購入の場合の料金です。

日本で購入する場合は為替などによって変わってくるようです。

 

何箇所回れば元が取れるか計算してみた!

ミュージアムパスがどれくらいお得なのか、いくつの施設を回れば元が取れるのか、見てみました。

それぞれの施設の料金は通常料金で各種割引等は考慮していませんので、ご参考までにどうぞ。

例 1 (2日券の場合)

  1. ルーヴル美術館:17€

  2. オルセー美術館:16€

  3. ピカソ美術館:14€

  4. ケ・ブランリー美術館:12€

 total:59€ ⇒ 以上の4箇所を回るならミュージアムパスのほうがお得!

2日で4箇所なら無理のあるスケジュールではないので、いいのではないでしょうか。

 

例 2 (4日券の場合)

  1. ルーヴル美術館:17€(ネットで事前購入の場合)

  2. オルセー美術館:16€

  3. 凱旋門:12€

  4. サント・シャペル:10€

  5. オランジュリー美術館:12,5€

 total:67,5€ ⇒ 以上の5箇所を回るならミュージアムパスのほうがお得!

ルーブル美術館に1日費やしたとしても、残り3日で4箇所はスケジュール的にもかなり余裕ではないでしょうか!?

 

こうして見るとミュージアムパスで元を取るのは難しくなさそうです。しかもチケットブースに並ぶ時間も節約できるので、かなりお得と言えそうです!

 

利用できる美術館・施設

 施設の一覧はこちらから確認できます。

ミュージアムパスが利用できる施設一覧  

 

また、こちらからは施設一覧や購入場所などがまとめられたものがPDFで見られます。ダウンロードしておくと旅行中役立ちそうですね。

PARIS MUSEUM PASS | Official website  

(ページ上部の【 PDF BOOKLET 】よりダウンロード出来ます。)

 

パスの買い方

ここではミュージアムパスの購入方法を説明していきたいと思います。

方法は主に3つあります。

1、公式サイトから

公式サイトからネットで購入が可能です。サイトは仏語と英語のみです。

《パスの受け取り方法》

  • 郵送
  • パリ市内の受取可能な場所へ直接取りに行く

自宅もしくはパリ市内のホテルまで郵送してくれますが、送料がかなりかかってしまうので、オススメではありません。

《パリ市内受取先》

直接受け取りに行く場合は以下のどちらかの場所へ行くことになります。

  • パリ市庁舎内観光案内所(29, rue de Rivoli, Paris 4)
  • 北駅内事務所(18, rue de Dunkerque, Paris 10)

観光案内所はわかりやすいと思いますが、北駅に関しては駅のどこなのかは詳しく説明がありません。北駅といっても広いので戸惑ってしまいそうです。

 

購入はこちらから  

公式サイト:PARIS MUSEUM PASS | Site Officiel  

 

2、パリミュージアムパス・ジャポンから

パリミュージアムパス・ジャポンは日本の公式取扱店です。

サイトよりネットで購入可能です。(他に、電話・FAX・直接購入する方法もあります。)

パスの受取は郵送のみとなっており、旅行出発の7営業日前までに購入しなければなりません。(別途送料がかかります。)
出発直前や現地での購入は出来ないので注意が必要です。

《料金》

2日券・・・7,000円

4日券・・・8,900円

6日券・・・取扱なし

※料金は為替変動などにより随時見直されるとのことです。

 

購入はこちらから  

パリミュージアムパス 日本語サイト | 日本でのご購入  

 

3、観光ツアー代理店から

観光ツアーや各種チケットを扱っている代理店でもネットで購入可能です。

 

今回はVoyaginKlookの二つのサイトを紹介します。
どちらも日本語での購入が可能です。

 

  Voyagin / ボヤジン

Voyaginは楽天グループの会社で、国内外の観光ツアーやチケットを取り扱っています。

サイトより購入し、現地でパスを受け取ります。
郵送による受け取りは行っていません。

Voyaginにはミュージアムパス以外にも旅行で使えるお得なチケットがたくさんあるのでぜひ見てみてくださいね。

 

《料金》

2日券・・・7,186円

4日券・・・9,469円

6日券・・・11,668円

(料金は2021年4月現在のもの)

 

《引取場所》

ビッグ・バス・インフォメーション・センター

住所:11 Avenue de l'Opéra, 75001 Paris

オペラ地区にある旅行代理店です。

 

購入はこちらから

  パリ・ミュージアム・パス 予約 <50以上の美術館・観光施設に入場可能!> - Voyagin(ボヤジン)  

 

  Klook / クルック

klookは世界最大級のツアー・チケット予約サイトです。

国内・海外のツアー、観光名所チケット、鉄道チケット、空港送迎などなど取り扱い商品はかなり豊富です。

こちらはスマホアプリもあるので、スマホでの購入も簡単です。
初回限定でアプリから購入の場合、5%の割引が受けられます。Klookがはじめての方はこちらがお得ですね。

また、予約するごとにKlookポイントが貯まり、一定数ポイントが貯まると予約の際に利用することができ、更にお得に予約することが出来ます!

こちらもVoyagin同様、サイトより購入し現地でパスを受け取ります。

 

《料金》

2日券・・・54,30€

4日券・・・69,50€

6日券・・・79€

 

《引取場所》

ビッグ・バス・インフォメーション・センター

住所:11 Avenue de l'Opéra, 75001 Paris

オペラ地区にある旅行代理店です。(Voyaginと同じ受取場所です。)

 

購入はこちらから

  Klook  

 

 

現地で購入する方法

現地についてから購入する方法をまとめます。

 

  1. 公式サイトまたは、観光ツアー代理店サイトよりネット購入

    上記で紹介した公式サイトでネット購入する方法と、観光ツアー代理店でネット購入する方法は現地についてからも可能です。

    購入方法は上記をご覧ください。

     

  2.  現地で直接購入する

    現地で直接購入できる場所は以下になります。

    • シャルル・ド・ゴール空港
    • オルリー空港
    • 北駅(Gare du Nord)
    • サン・ラザール駅(Gare Saint-Lazare)
    • モンパルナス駅(Gare Montparnasse)
    • ミュージアムパス対象の各美術館・施設(すべての施設ではないので、公式サイトより確認してください。)
    • パリ市庁舎内観光案内所
    • カルーセル ド ルーヴル(Carrousel Du Louvre / ルーブル美術館直結のショッピングモール)
    • キヨスク(オルセー美術館前、マドレーヌ店、シャンゼリゼ通り店、テルヌ店)
    • 観光案内所ベルサイユ店 

詳しくは公式サイトをご確認ください。 

PARIS MUSEUM PASS | Official website  

 

個人的には空港についた際に購入するのが一番確実で手間がなさそうかなと思いました。

 

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まとめ

パリ・ミュージアム・パスは、うまく使えばかなりお得に観光できそうということがわかりました。美術館や観光施設をたくさん回りたい人にはぴったりのパスだと思います。

パリ観光の際は一度パスの購入を検討したいですね。