パリの新しいショッピングスポット!高級百貨店ラ・サマリテーヌ
chaco
初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!
パリの百貨店といえばギャラリー・ラファイエット、プランタン、ボン・マルシェが有名ですが、長い間改修工事のために閉店していた老舗百貨店ラ・サマリテーヌがついにリニューアルオープンします!
サマリテーヌは1870年にオープンした老舗の百貨店。パリ1区、セーヌ川に架かる橋ポン・ヌフのすぐ側に位置し、ルーヴル美術館からも徒歩圏内の位置にあります。
2005年からは建物の安全基準を満たすための改修工事に入り、長い間工事が続いていました。
サマリテーヌはパリジャンのショッピングスポットであるだけでなく、アール・ヌーヴォーとアール・デコが調和したその特徴的な外観も人気で、再オープンが待たれていました。
ホテル・オフィス・居住エリアを含む複合施設
新しいサマリテーヌには、百貨店だけでなく、ホテル、オフィス、96戸のマンションに託児所まで入るそう。
ホテルはLVMHが手掛けるリゾート地の高級ホテル、シュヴァル・ブロンが初めてパリに進出します。
ショッピングエリア
百貨店内は吹抜けスペースの天井がガラス張りになっていて、太陽の光が降り注ぐ明るい館内になっている模様。
店内はもちろんアール・ヌーヴォーやアール・デコスタイルの装飾が多く使われ、建築物としても見る価値がありそうです。
売り場面積は20,000平方メートルになり、オープン当時と比べると縮小するようです。
取扱いブランドは約600、2001年からサマリテーヌを運営しているLVMHのブランドが多いです。
オープン予定日
もともとは2020年4月に再オープンの予定でしたが、コロナの影響で延期になっていた予定が日がついに発表されました。
再オープンは6月23日です!
最初は19日との発表がありましたが、最終的に23日にオープンになるようです。
フランスは5月19日から美術館等の施設の営業再開、カフェやレストランのテラスのみでの営業を再開していて、パリの街もかなり活気が戻ってきています。
あまりの人混みにコロナの再蔓延が心配になりますが、手洗い・消毒、マスク着用など個人でできることは徹底して行い、夏を楽しみたいです。
再オープンが楽しみです。
まとめ
実は、わたしがパリに住み始めたときにはすでに改修工事に入っていて、一度も行ったことがないサマリテーヌ。
なんならサマリテーヌが百貨店だということも知らなくて、前を通るたびに「いつも工事しているこの建物はなんなんだろ。」と思っていました。
セーヌ川のすぐ前で、ポン・ヌフが見渡せる最高の立地で何年も工事をしているこの建物を不思議に思っていたのですが、再オープンが近づいていろんなメディアで取り上げられるようになって初めて百貨店であることを知りました。
日本だったらオープン当日には行列ができるところでしょうが、並ぶのが嫌いなフランス人ではどうなるのか気になります。
わたしはショッピングもそうですが、アール・ヌーヴォースタイルの内装が気になります。オープンしたら行ってみたいと思います!