一緒に回りたい!ルーヴル美術館周辺のオススメスポット
chaco
初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!
ルーヴル美術館と言えば、パリでははずせない観光地ですよね!
パリの中心に位置し、美術館としての入場者数は世界一を誇ります。
美術館の総面積は6万600㎡にも及び、収蔵作品は38万点以上にもなります。
これだけの広さと作品数に加え、建物自体も世界遺産に登録されているルーヴル美術館。
(世界遺産には「パリのセーヌ河岸」に含まれる建築物の一つとして登録されています。)
そんな世界一の美術館の周辺にはどんな観光スポットがあるのか、紹介したいと思います。
すべて徒歩圏内のものばかりなので、美術館の前後にぜひ訪れてみてくださいね。
パリ装飾美術館
ルーヴル美術館の建物の北西部分に隣接する美術館です。
モード・テキスタイル専門の美術館で、家具調度品や装飾デザインが展示されています。
中世から現代までの世界各国の芸術品が展示されているので、インテリアやデザインが好きな人にとってはかなり興味深いと思います。
期間限定で開催される特別展はファッションにスポットを当てたものが多く、ファッション好きな方は楽しめると思うので、公式サイトなどでどんな特別展が開かれているかチェックしてみてください。
美術館は意外に広いので、ルーヴル美術館と同じ日に見て回るのは個人的には少しきついかなと思います。
美術館はじっくり時間をかけてみて回りたい派の方は、別の日に訪れるのがいいと思います。
INFORMATION
公式サイト:MAD Paris - Site officiel
アドレス:107 Rue de Rivoli, 75001 Paris
オランジュリー美術館
オランジュリー美術館もパリでは定番の人気美術館ですよね。パリに来たら必ず訪れたい美術館の一つです。
オランジュリー美術館といえばモネの睡蓮。
館内には睡蓮の専用展示室があり、8点の睡蓮が展示されています。睡蓮のために作られたこの部屋では、ゆっくりと作品を楽しむことが出来ます。
美術館自体はそれほど大きくないので、サクッと回れます。
INFORMATION
公式サイト:Musée de l'Orangerie
アドレス:Jardin Tuileries, 75001 Paris
ブルス・ド・コメルス
2021年にオープンした現代アートの美術館です。
美術館は、以前は商品取引所=ブルス・ド・コメルス(Bourse de Commerce)だった建物で、改装は日本人建築家の安藤忠雄さんが担当されています。
パリの新しいアートスポットとしてパリジャンの間でも人気です。
少し前にわたしもこの美術館に行ってきたので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
パリの新スポット!ブルス・ド・コメルス ピノーコレクション美術館に行ってきた
INFORMATION
公式サイト:Bourse de commerce | Pinault Collection
アドレス:2 Rue de Viarmes, 75001 Paris
チュイルリー庭園
ルーヴル美術館に隣接する、フランス式の広くてとても美しい公園です。
公園の中にはいたるところに彫刻が飾られていて、まるで美術館のようです。季節ごとに植え替えられる花もとてもきれいで、ルーブル美術館に行く際には必ず寄りたい公園です。
夏は移動遊園地が設置され、冬にはクリスマスマーケットが開かれます。
INFORMATION
アドレス:Pl. de la Concorde, 75001 Paris
カルーゼル凱旋門
チュイルリー庭園とルーブル美術館の間にある記念碑です。
エトワール凱旋門と同じく、ナポレオンの凱旋記念碑として建てられました。エトワール凱旋門の半分ほどの大きさですが、同じように門の形をしており、上部には彫刻「サン・マルコの馬」の複製が置かれています。
INFORMATION
アドレス:Pl. du Carrousel, 75001 Paris
パレ・ロワイヤル
パレ・ロワイヤルはもともと王宮があった場所で、今はその庭園だけが残っています。
回廊に囲まれた庭は、人気の写真スポットでもあります。
大きな通りから離れていて静かなので、小さな子供連れの家族や一人で読書をする人、ランチを食べる人など、いつもたくさんの人で賑わっています。
回廊にはカフェがいくつも並んでいて、日本でも人気のkitsuneカフェも入っています。
INFORMATION
アドレス:43 Rue de Valois, 75001 Paris
サントノレ通り
サントノレ通りはブランドショップが並ぶショッピング通りです。
ハイブランドのショップが多く、ウィンドウショッピングだけでも楽しいですよ。
INFORMATION
アドレス: Rue Saint-Honoré, 75001 Paris
ポン・デ・ザール
ポン・デ・ザールはセーヌ川に掛かる歩行者専用橋です。
橋自体も古き良きパリといった雰囲気ですてきですが、ポン・デ・ザールから見るシテ島もとても美しいです。
以前は欄干にびっしり南京錠がかかっており、カップルに人気のロマンチックな場所でしたが、鍵の重さに耐えられず、2014年に欄干が崩壊してしまいました。
その後、欄干はアクリル板の南京錠がかけられないタイプのものに作り変えられました。
個人的には南京錠びっしりの欄干越しに見えるセーヌ川の景色が好きだったので、アクリルの欄干は殺風景で悲しく思いますが、安全のためには仕方ないですね。
ルーヴル美術館の中庭を通って南側に出ると、ポン・デ・ザールの正面に出られます。
INFORMATION
アドレス:Pont des Arts, 75006 Paris
シテ島
シテ島はセーヌ川にある中洲で、見どころもたくさんある地区です。
ノートルダム大聖堂もこのシテ島にあります。他にはサント・シャペル、コンシェルジュリー、ドルフィン広場などがあります。
シテ島から出発するセーヌ川クルーズもあるので、ルーヴル美術館をたくさん歩き回ったあとは、のんびりクルージングもおすすめです。
パサージュ
ルーヴル美術館の徒歩圏内に2ヶ所パサージュがあります。
Galerie Véro-Dodat(ギャルリー ヴェロ・ドダ)と Galerie Vivienne(ギャルリー ヴィヴィエンヌ)です。
ギャルリーヴィヴィエンヌはレストランなども多く、ご飯時はたくさんの人で賑わっています。ポストカードがたくさん並ぶ書店や洋服店などショップもたくさん並んでおり、見て回るだけでも楽しいです。
ギャルリーヴェロ・ドダはヴィヴィエンヌよりも静かですが、レトロな雰囲気がたまらないパサージュです。
INFORMATION
Galerie Vivienne:5 Rue de la Banque, 75002 Paris
Galerie Véro-Dodat:19 Rue Jean-Jacques Rousseau, 2 Rue du Bouloi, 75001 Paris
サマリテーヌ
2021年6月に長い工事期間を経て再オープンした老舗百貨店です。
アールデコ調の美しい装飾が特徴的な建物です。
わたしもまだ行ったことがないのですが、SNSなどでも話題になっていて早く行ってみたいです。
ルイ・ヴィトンなどを有するLVMHが所有する百貨店なので、LVMHの持つブランドが多く入っているのかなと想像していますが、個人的にはアール・デコとアール・ヌーヴォーが調和したその館内の装飾を見るのが楽しみです。修復工事によってオリジナルの装飾やガラス屋根が再現されているそうです。
INFORMATION
公式サイト:Samaritaine Paris Pont-Neuf | DFS Paris
アドレス:9 Rue de la Monnaie, 75001 Paris
最後に
ルーヴル美術館周辺のスポットがまとめてチェックできたら、観光のときに役に立つかな〜と思い、まとめてみました。
わたしのおすすめはオランジュリー美術館と、新スポットのサマリテーヌ、パリらしい景色が見られるポン・デ・ザールとシテ島です。
是非参考にしてみてくださいね。