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フランス美術館営業再開!注目の特別展をまとめてみた

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初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!

フランスでは昨年から長い間、コロナ対策のために美術館や商業施設が営業できない状況にありました。

しかしついに!
長い営業停止期間を経て、5月19日に美術館等観光施設の営業が再開されることになりました!

 

パリに住み始めた頃は全てが新鮮で、観光客気分でエッフェル塔を眺めて写真を撮ったり、美術館や観光スポットを回ったりしたものですが、パリに住んで何年か経つとそんな気分もどこへやら。。。

美術館へ行く機会もぐっと少なくなっていたのですが、美術館へ行けない・行くな、という状況が続くと逆に行きたくなり、、、わたしはこの日を心待ちにしていました!

 

そこで問題はどこの美術館に行くかということですが、とりあえずルーヴル美術館には行きたい!

そして、その他個人的に面白そうと思った各美術館の特別展をこの記事にまとめてみることにしました。

 

 

 

パレ・ガリエラ / ガブリエル・シャネル モードのマニフェスト展

特別展情報

Palais Galliera公式サイト:GABRIELLE CHANEL. MANIFESTE DE MODE | Palais Galliera | Musée de la mode de la Ville de Paris

 10 Avenue Pierre 1er de Serbie 75116 Paris

特別展:GABRIELLE CHANEL. MANIFESTE DE MODE

期間:2021年7月18日まで

料金:14€(予約必須  

まずはパレ・ガリエラのシャネル展です。

改装工事によって新たにできた展示スペースを含む1500㎡ものスペースにシャネルのコレクションが年代別に展示されるそう。

展示作品はパリ・ガリエラが持つコレクションに加え、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、サンフランシスコのデ・ヤング美術館、チリのMuseo de la Moda、ベルギーのモード博物館や個人コレクションなどなど、世界中から貸し出されています。

展示される作品の数は350以上にもなるそう。これは見ごたえありそうです。

 

カルナヴァレ美術館 / アンリ・カルティエ=ブレッソン展

特別展情報

Musée Carnavalet公式サイト:Page d'accueil | Carnavalet

 23 rue de Sévigné 75003 Paris 

特別展:Henri Cartier Bresson Revoir Paris

期間:2021年6月15日〜 2021年10月31日

料金:無料(特別展は有料)

こちらはマレ地区にある邸宅を改装して造られた邸宅美術館です。

4年にも及ぶ改修工事が終了し、他の美術館から少し遅れて5月29日に営業再開となります。

ニューオープンに合わせて始まるのが20世紀を代表する写真家の一人であるアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真展です。

彼のパリジャンの日常や歴史的瞬間を捉えた写真が展示されるそう。パリの移り変わりを写真で見ることが出来そうなので、これはぜひ見たい。

 

パリ装飾美術館 / 写真の歴史展

特別展情報

Musée des Arts Décoratifs公式サイト:Histoires de photographies. Collections du Musée des Arts Décoratifs

 107 rue de Rivoli 75001 Paris

特別展:Histoires de photographies. 

期間:2021年12月12日まで

料金:常設展+特別展 14€

半世紀に渡る写真の歴史の特別展です。ウジェーヌ・アジェ、ロール・アルバン=ギヨ、マダム ドーラなどなど、有名写真家の写真が展示されます。

建築、風景、インテリアなど様々なジャンルの写真が見られそうです。

 

パンテオン / ヴィクトル・ユゴー展

特別展情報

Panthéon公式サイト:Victor Hugo, La Liberté au Panthéon

 13 Rue Victor Cousin 75005 Paris

特別展:Victor Hugo, la Liberté au Panthéon

期間:2021年9月26日まで

料金:

パンテオンはカルチェ・ラタンにある新古典主義建築の教会として造られ、現在はヴィクトル・ユゴーをはじめとする多くの著名人が埋葬される霊廟となっています。

パンテオンでも展示会が行われているとは知りませんでした。

今回の展示はヴィクトル・ユゴーの没後135年を記念して行われます。Maison de Victor Hugoから貸し出された写真や新聞記事、デッサンなどが展示されます。

 

オランジュリー美術館 / マグリット展

特別展情報

Musée de l'Orangerie公式サイト:Musée de l'Orangerie |

 Jardin Tuileries 75001 Paris

特別展: Magritte / Renoir. Le surréalisme en plein soleil

期間:2021年7月19日まで

料金:12,5€(予約必須

シュルレアリスムの代表的な画家ルネ・マグリットの特別展です。

ベルギーのマグリット美術館で彼の作品を見てからマグリットが大好きなのでこれは必ず見に行きたい。

 

ジャックマール・アンドレ美術館 / ポール・シニャック展

特別展情報

Le Musée Jacquemart André公式サイト:Musée Jacquemart-André - Site officiel - géré par Culturespaces, Paris

 158 boulevard Haussmann 75008 Paris

特別展:Signac, les harmonies colorées

期間:2021年7月19日まで

料金:常設展+特別展 15€(常設展のみ:12€)

ポール・シニャックは新印象派のフランス画家。

個人的に印象派やポスト印象派あたりの絵画が好きなので、新印象派の展示ならもちろん見に行きたい。

ジャックマール・アンドレ美術館自体も好きなので、久しぶりに行きたいなぁ。

 

 

モンマルトル美術館 / ラウル・ドュフィ展

特別展情報

Musée de Montmartre公式サイト:Le Paris de Dufy - Musée de Montmartre

 12 Rue Cortot 75018 Paris

特別展:Le Paris de Dufy

期間:2021年9月12日まで

料金:常設展+特別展+庭 13€

ドュフィはフォーヴィスムのフランス画家。
フォーヴィスムの特徴は豊かな色彩で、その中でもドュフィは「色彩の魔術師」と呼ばれているそう。

ドュフィは本の挿絵やテキスタイルデザイン、陶器の装飾、雑誌VOGUEの表紙なども手掛け、多くのファッショナブルな作品を生み出しています。

わたしはアートには詳しくないのでドュフィの存在を知らなかったのですが、彼の作品を見ると色使いがすごくきれいで、特別展を見に行きたくなりました。

 

マルモッタン・モネ美術館 / L'HEURE BLEUE

特別展情報

Musée Marmottan-Monet公式サイト:Musée Marmottan – Monet — Musée Marmottan Monet

 2 rue Louis-Boilly 75016 Paris

特別展:L'heure bleue de Peder Severin Krøyer

期間:2021年9月26日まで

料金:ネットでの事前購入10,5€ チケットブースでの購入12€

デンマーク人画家ペーダー・セヴェリン・クロイヤーの特別展です。

初めて名前を聞いた画家だったので、ちょっと調べてみたところ、ペーターはデンマーク最北端の町スケーエンに集まった画家たち、「スケーエン派」の代表的な画家の一人だそう。

クロード・モネなど印象派画家の影響を受けたとされるペーターの作品は優しい色使いの作品ばかりです。
印象派好きとしてはこれも見に行きたいと思いました。

 

まとめ

見たい特別展があり過ぎて、どれから見に行こうか迷う。。。

特別展を見たらまた美術館レポートも記事にしていきたいと思います!