【コルシカ観光】バカンスを満喫!コルシカ旅行記(最終章)
chaco
初めまして。ワーホリ・語学留学を経て、今はフランス人パートナーとパリに住んでます。夢は田舎に家を買って自分でリノベーションして暮らすこと!
コルシカ旅行記(最終章)です。
最後の滞在地、ポルテ(Porte)の話です。
この旅行記もついに最終章となりました!
コルシカ旅行全体の概要についてはこちらをどうぞ。
【コルシカ島観光】バカンスを満喫!コルシカ旅行記(その1) - Chaco Log
13日目〜15日目 最終日 : Porte(ポルテ)
ポルテでの目的
- 川遊び
- フランスで最も美しい村
- 世界遺産を訪れる観光クルーズツアー
ポルテの最大の目的は世界遺産を巡る観光クルーズツアーです。
詳しくは後々説明していきます。
Vallée du Fango(ファンゴ渓谷)
カルビからポルテに向かう途中で立ち寄ったのがファンゴ渓谷です。
目的は川遊びです。
地図上ではPonte Vecchiuという橋を目印に進むと、川遊びに適したポイントにたどり着きます。橋の近くには無料の駐車場もあります。
ここは有名なポイントのようで、人がけっこういました。みんな水着で泳いだりしていました。
写真で見ると川まで降りるにはけっこう急な崖のように見えますが、川に沿って歩いて行けば、降りやすい場所が所々あるので心配いりません。橋から離れれば離れるほど人も減って、独り占め感が出てきます。
川は本当に透き通っていてキレイで、気持ちよかったです。
深さも太ももくらいまでで、泳げないわたしには丁度いい深さ。(笑)
足を水につけて涼みながら読書とか最高です。
でも橋の周りはけっこう深くなっているみたいだったので注意が必要です。
川で水遊びを満喫しその後ポルテへ向かいました。
翌日はポルテから出ている船での観光ツアーに参加するつもりだったので、チケットを予約するためにマリーナに行ってみましたが、結局その場では予約せず、宿に帰ってからネットで予約しました。
Piana(ピアナ)
ポルテに寄ったあとはピアナのカランクで知られるピアナの村へ。ここは「フランスの最も美しい村」 にも登録されています。
カランクの中にハートが見える場所があって、写真スポットになっています。ポルトから村へ向かう途中にあります。
ユネスコ世界遺産
ポルトのポルト湾、その湾を囲むピアナのカランク、ジロラータ湾、スカンドーラ半島は「ピアナのカランク、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾」としてユネスコ世界遺産に登録されています。
カランクとは断崖絶壁に囲まれた入り江のことです。
フランスでカランクというと南仏のマルセイユからカシあたりが有名ですが、コルシカ島のカランクも「ピアナのカランク」として有名です。
ピアナのカランクは、内陸からのアクセスは困難で、その絶景は海からしか拝めません。
ジロラータ湾は小さな静かな湾です。
ここへの陸からの主なアクセス方法 は徒歩です。
近隣の街や村からスタートするハイキングコースがいくつかあるので、それをたどって湾まで行けます。1時間半ほどのコースから6時間超えのコースまであります。
スカンドーラ自然保護区はコルシカ地方自然公園の一部にも指定されていて、保護区域として保護されています。
区域内ではキャンプをはじめ釣りや素潜りなどはもちろん、植物の採取や、動物の巣を破壊する行為などが厳しく禁止されています。
また、区域内には希少な鳥類も多く生息しています。
スカンドーラ自然保護区の特徴は、赤い花崗岩で形成される奇岩群とコルシカ島に多く見られるマキという灌木に覆われた景観です。
海から見ると、切り立った崖のような岩が迫力があります。
観光クルーズツアー
ポルテ2日目。
楽しみにしていた観光クルーズです。
上記で説明した「ピアナのカランク、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾」の絶景を海から眺めることが出来るのが、ポルト湾から出ている観光クルーズツアーです。
ポルト湾のマリーナにはたくさんの船が並んでいて、ボートタイプのものから、20人〜30人程が乗れる大きさのものまで様々あります。
ツアーコースも会社によっていろいろですが、人気のコースは、ピアナのカランクとスカンドーラ半島を巡ったあと、ジロラータ湾に上陸して小休憩をはさみ、ポルト湾に戻るものと思われます。
小さめのボートだと、洞窟に入るコースなどもあります。
ツアーは現地で予約することも出来ますが、バカンスシーズンは混むことが予想されるので、ネットでの事前予約がオススメです。
わたしたちは、トイレ付きの船で、ピアナのカランク→スカンドーラ半島→ジロラータ湾上陸→スカンドーラ自然保護区というコースを選びました。
フランスでは日本のようにどこでもきれいなトイレが見つかるわけではないので、トイレがあるなら確保しておかないと。(笑)
船長とガイドさんの2人の案内役とともにツアーがスタート!
ふたりともおしゃべりが上手で、船の中の雰囲気はとっても和やか。
まずはピアナのカランク。断崖絶壁の崖が続きます。これは確かに内陸からのアクセスは無理そう。
途中で洞窟にも寄りました。小さなボートではないので、船の頭だけ洞窟に突っ込んだ感じ。
そしてスカンドーラ半島。岩の色が赤茶っぽいものに変わりました。こちらもなかなか急な崖のような岩場が続きました。
ここでジロラータ湾へ寄ります。1時間ほどだったと思いますが、上陸してからは自由時間です。
湾にはレストランやカフェがいくつかあります。
高台へ登って景色を眺めたあと、ビーチでサンドイッチのようなものを買って軽く腹ごしらえ。と言ってもこのあとはポルト湾に戻るだけですが。(笑)
このあとはポルト湾までまっすぐ戻ります。
カランクやスカンドーラ半島の断崖絶壁の崖は迫力満点でした。
陸路で近づくのが難しい場所だけに自然のままの形が見られて、コルシカ島の自然の豊かさを感じました。
ジロラータ湾はなにもないビーチなのかと想像していたら、意外にもかわいいレストランなどがあってうれしい驚きでした。出来るならもっとのんびりしたかったです。
この世界遺産を巡るには船でのツアーしかありません!ポルトに行ったらぜひ体験してほしいです。
Gorges de la Spelunca(スペルンカ渓谷)
世界遺産の景色を満喫したあとはスペルンカ渓谷へ。
わたしたちはポルテから車で40分ほどのエビザ(Évisa)という街に滞在したんですが、スペルンカ渓谷はそのエビザとポルテの中間にあります。
スペルンカ渓谷の目的はもちろん川遊びです。
スペルンカ渓谷には二つの橋がかかっていて、観光ポイントになっています。
このあたりはハイキングコースもあるみたいで、コースを示す看板も立っていました。
この日はあまり時間がなく、水着の用意もなかったので、少しあたりを散歩してから川辺でのんびり足だけ水に浸かって読書したり日光浴したり。
明日でこのコルシカ旅行も最終日です。悲しい〜。
川遊びもこれで最後なので心ゆくまで満喫。
最終日
飛行機はアジャクシオ発なので、エルザからアジャクシオに向かいます。
途中、カルジェス(Cargèse)という村によって、最後までコルシカ島を満喫。
カルジェスではカフェ、Le Yukaに寄りました。小さな村にあるとは思えないおしゃれなカフェでした。村を一周りして二つの教会に寄り道。
そしてアジャクシオに到着。
少し時間があったので、最後に街をブラブラしてから空港へ。
暑すぎるくらいの日差しと青い海が名残惜しすぎる。。。
美味しい水道水ともお別れ。。。
騒音と9月とはいえすでに夜は肌寒いパリの街へ帰ります。(とはいってもパリは大好きです。)
まとめ
5回にわたるコルシカ旅行記いかがでしたか?
訪れた場所やレストランなど書ききれていない部分もあるので、補足的な記事も後々書いていこうかな〜と考え中です。
コルシカ島はとにかく自然が豊かで、海も川もきれい、街も治安が良くて地中海らしくカラフルで、バカンスに本当におすすめの場所です!
わたしたちも今回は島の南側は一切訪れていないので、いつかまた南側を回るべく、2回目のバカンスに行くつもりです!
その時はまたブログに書きたいと思います。